雑談になるが。
白い色は、黒と仲良しではない。黒もまた然りである。
しかし、お互いにとって一番仲良くしやすい色でもある。
ではその境界はどこか?
それが分かれば、白と黒は悩まないで済むのである。
いつもいつもお互いを想っては嫌い合う。嫌い合っては触れ合う。
白と黒は、言うなれば矛と盾。冒すものと、冒されるもの。入れるものと、入れられるもの。
白と黒が仲良くなったその時、もしかしたらそれはもう白と黒ではないのかもしれない。
今のままで、愛しては憎んでのままでいいのかもしれない。





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